なぜcasa del Sorrisoは「お客様の食べたいもの」を大切にしているのか
レストランのシェフと聞くと、「自分の表現したい料理」をお客様に届ける人、というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、料理人としての考えや技術はとても大切です。ただ、私がこの店で一番大切にしたいのは、少し違います。
当店のコンセプトは、「お客様の食べたいもの」を作ることです。目の前のお客様が、今どんなものを食べたいのか。どんな味にほっとするのか。そこに耳を傾けながら、料理を組み立てていくことを大切にしています。
なぜリクエストに応える料理を大切にするのか
この考え方の土台になっているのは、修行時代の「まかない」作りです。まかないは、毎日同じものを作ればよいというものではありません。材料も状況も変わりますし、食べる人の気分も違います。その中で、「今日はこういうものが食べたい」という声にどう応えるかを、私は日々鍛えられてきました。
ただし、何でも適当に作るという意味ではありません。私の料理のベースには、「古くから存在する伝統的なものを、精一杯再現する」という信念があります。伝統的な料理には、その土地の暮らしや歴史、作り手の知恵が詰まっています。私はその背景やストーリーに敬意を払いながら、確かな技術で皆様の「あれが食べたい」を形にしたいと考えています。
メニューにない料理も相談できるのか
はい、ぜひお気軽にご相談ください。もちろん、その日の仕入れや準備の都合で難しいこともありますが、「こういう味が食べたい」「昔食べたあの料理に近いものを食べたい」というお話を聞かせていただけるのは、私にとってとても嬉しいことです。
casa del Sorrisoは、イタリア語で「笑顔の家」という意味です。料理を通して、皆様の食卓の記憶に少しでも笑顔が増えたら、これほどありがたいことはありません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。水天宮前の近くにお越しの際は、どうぞ気軽にお立ち寄りください。皆様の「食べたい」に、心を込めて向き合ってまいります。

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